
ワイングラスは、ヨーロッパの長いワインの歴史から生まれてきました。そのデザインもさまざまです。しかし、このワインにはこのタイプのワイングラスで、というルールはありません。最近では、どのワインにも合う万能型グラスというものを用いることが多くなったそうです。ワイングラスは、無色透明で脚つきのもの、150ml以上入る大きめのもの、縁がやや内側にカーブしているもの、そして肉の薄手のものが良いと言われています。
ワインは色、香り、そして味わいが身上です。それぞれの素晴らしさを引き立たせるために、グラスも慎重に選ぶようにしましょう。そのポイントは、まず、色をよく観察するために無色透明でシンプルなものであることです。次に、香りを楽しむために胴部に膨らみがあって、上部が少し内側にカーブしたデザインであることです。これですと、ワインの香りがグラスの中に広がって、それを逃さず鼻先で上手く捕らえることができるでしょう。
そして、美味しく味わうために、薄手で上質の素材を使用していることも重要となります。上質かそうでないかは、グラスの縁を親指と人差し指の先で摘まんで、バイオリンの弦をつま弾くように弾いてみると良いでしょう。快い高音で響きますと、それは上質のグラスとなります。ボルドー型は、内側にカーブしたグラスから、ゆっくりと香りが立ち、長時間香りを逃がしません。長期熟成タイプのワインに最適とされています。
冷やして飲む白ワインには、小ぶりなグラスがおススメです。胴の部分が膨らんだブルゴーニュ型のグラスは、香りが素早く立ち上がりグラス一杯に充満します。縁が外側にカーブしたものは、口をつけた際、舌先にワインがあたって甘味を強調します。酸味のあるワインに向いているでしょう。ワイングラスには、細くて長い脚も必要とされています。見た目に美しいだけではなく、細くて長ければそれだけ手の温もりがワインに伝わりにくくなるからです。ですから、グラスの脚はなるべく下のほうを持つようにしましょう。
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