
ワインの開栓につきましては、ソムリエナイフが便利でしょう。コルク抜き(コルクスクリュー)には、ワインを買った際におまけでもらえるT字型の安価のものから、1本数万円のものまであります。純金製の100万円のソムリエナイフも販売されていたそうです。また、その開栓方式も主なものとして10種類ほどあります。それぞれに長所と短所がありますから、いろいろ見てみるのも楽しいかもしれません。
開栓前のワインと開栓後のワインで決定的に異なる点は、ワインが空気と触れているか否かということです。空気と言いましても、重要なのは空気中の酸素なのです。ワインは空気中の酸素と触れることにより、ゆっくりではありますが変化が進んでいくことになります。この変化は、ワインを風味の上でほとんどの場合、好ましくない方向へと変化させることになるわけです。空気、つまりは酸素と触れるということは、ワインの成分と酸素が化学反応を始めるということでなのですが、これがワインの酸化ということです。
ちなみに、稀なケースとして、開栓してから多少時間が経過したほうが良くなるということもあります。ワインを保存する上で注意すべきこととしては、温度、湿度、光、振動、そして匂いなどが挙げられます。また、テーブルワインやカジュアルなワインでしたら冷蔵庫でも問題ありませんが、高価なものやヴィンテージものは、横に寝かせてワインセラーで保存するのが望ましいでしょう。ワインは温度が高ければ変質し、低ければ熟成が止まってしまいます。
長期熟成には、10~15度が最適とされています。短時間に室温が変化する冷暖房のある部屋では、保管しないようにしてください。湿度は、高過ぎますとラベルなどにカビが発生し、低過ぎますとコルクが乾燥して中のワインが劣化する恐れがあります。ですから、ワインを保存するには、60%前後の湿度が最適とされています。直射日光や光が当たりますと、ワインの多くは化学変化を起こして変質してしまいますから、注意しましょう。
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